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総合芸術の担い手を守ろう!
声楽家団体アンフィニが掲げる“フェアトレード“

◇「フェアトレード」
もともとは商品を作る人たちに不利益にならないよう、適切な賃金が支払われる価格で商品を購入し、公正な取り引きを行おうという取り組みです。

 

◇2020年に開設された「フリーランス・トラブル 110 番」
これまでにおよそ1万件以上の相談が寄せられ、中でも「文化・芸術分野」で働く人たちからは待遇面で苦悩している声が多いといいます。
オペラ・声楽で活躍されるアーティストの多くは「フリーランス」として働く方々です。

 

◇持続可能な形で仕事を続ける環境づくりをめざして
文化・芸術を届ける側の方々が、文化的で豊かな生活を送れず日々の生活に疲弊し、副業の為に本業に支障がでるような状況や、将来に夢を見い出せないような環境下では、世の中に良い芸術作品を送り出すことも、将来の芸術家を育成することも難しくなると考えます。

また、アーティストが持続可能な形で仕事を続けられない場合、日本の文化・芸術業界全体が先細りすることも危惧されます。

 

私たち声楽家団体アンフィニがお届けする声楽のコンサートやオペラ公演では、出演者への「適切」な報酬を支払うことを大前提にし、その上でどのような市場価値のある作品を制作すべきかを念頭におき活動を進めて参ります。

 

◇声楽家団体アンフィニの“フェアトレード“宣言
1.出演依頼は「業務開始前」に「書面」にて締結します。
1.文化的で豊かな生活を送れる報酬設定に努めます。
1.報酬は本番、稽古の拘束時間を含め、厚生労働省が定める地域別最低賃金を下回る報酬設定は致しません。
1.規定時間を超過する場合は1時間単位で超過時間の報酬を支払います。
1.報酬の支払いは当月締、翌月末払を原則とし、可能な限り当月末払とします。

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